Friday 29 June 2012

Wouter's Night

Good Music.

昨日の研修でBeatlesについての番組を見たんですが、『なんか良いよね。』って誰もが思える音楽っていうものがあることに着地!!(もちろんBeatlesの場合はRock Musicだったとかルックスが良かったとか色々あるにせよ…)
こよなく愛する人には、それぞれに濃い理由があるんでしょうが、ボクの場合はこのはっきりしないグレイな着地が結構好きなんです。理由なき理由っていう、なんでも包み込んじゃう優しい纏いが。

その後、理由なんていらないんだよな〜なんてまたあらためて考えつつ、急いでbillboard live tokyoへ。Wouter Hamel。JazzyにPopに、行ったり来たりしながらリズミカルに、これもGood Musicだなぁと、贅沢な夜時間でした!!! シルクのようなジェントル・ヴォイスもそうなんですが、その周りのバンド!バンドに目が耳が奪われてしまうこと一度や二度でなく、Wouter聴きながらも、ピアノマン(Thiennyっていうのかな?この人のピアノもまた凄くて、だらだらのTシャツにジーンズみたいな格好だったから、もっとマシな服着れば良いのに!なんて思ったりもしたんですが笑。音はゴージャス!)やパーカッション、ドラムも、ん〜ギターも良かった!演奏している側が楽しければ、思いっきり音を奏でていれば、自然とこっちも楽しくなってしまう。最新アルバムタイトルのように、Merry- Go- Roundな不思議な楽しさとそのループ。ずっと回り続けていたかった!

音楽哲学的な詳しいところはほとんどわからないけれど、体で聴くというか、心で聴くというか、言ってしまえば『好き』か『嫌い』か。究極のところに辿り付いてしまった感じではありますが、でも素直にシンプルに『いいなっ』って思うものを楽しむ余裕をできるだけ持っていたいなと思います。
ただ、沢山の音楽を聴いて、それぞれ違った個性を持ったアーティストを知れるのであれば、少しぐらい伝える為にも、ちゃんとコトバで表現する力は養っていきたいと思いますので。あしからず♪

とりあえず
Good Music is Good Music。

Wednesday 20 June 2012

Chronicle of my mother

こんなに泣いた映画も久々!!

『わが母の記』

なんて書いたら、劇場で観る人も増えるでしょうか?笑。ともあれ、友人(マヒロくん)と一緒に観て、日曜の昼から男二人しての男泣き!!!!タオルを取る行為でスクリーンから目を離したくなかったので、気付いたときには手では拭えないほどになり、放置。垂れ流しです。笑
そんな感動あり、くすっと笑えるシーンも多々盛り込まれていたので、持っている感情が全て出切った感覚でしたが、見終わったあとは、逆にお互い自分の内に閉じこもり、ひしひしと映画の後味を噛み締めてしめていた感じでした。

もともとは舞台を観よう!なんて話をしていたので、映画を観るのは予定外!急遽のプラン変更。それでもこの映画(公開してからしばらく経っているので上映回数も少ないのに時間もちょうど良い感じでした◎)に引き寄せられたのは偶然ではないかも〜と今になっては思うのです。

しかし、父の日に母の物語。(もしかしたら、おばあちゃんの方に思いが重なる人の方が多いかもしれませんが!)
作家井上靖さん原作にして、自身のお母さんについて綴られた今作は、本で読むと割と淡々と進んで行くのですが、映画では樹木希林さん、役所広司さん、宮﨑あおいさんなどなど素晴らしい限り。特に樹木希林さんの心が繋がっている細やかな表情と目線!!!これには感情が何度も揺さぶられました。なんでも海外の映画祭などでも好評だったようですよ。

時に老いてゆく両親のことを考えたり、自分にとっては数年前祖父がそうであったように、"老い"が生命の終わりに近づくことであったとしても、なんだか老いることがより人としてシンプルになっていくような気がしました。
余計なことは全て剥がされて、普段は口に出せなかった思いが、真っすぐに浮き出てくる。そう思うと、考えるという行為以上に、感じるっていう感覚はどんなに年老いても残り続けるのかもしれない。なんだか哲学っぽくなりそうなのでこのへんで辞めますが♪
ひとって不思議。

日本の残したい風景や家族の在り方、関わり方。
ふと出てくる、Olympusのレトロなカメラなんかも見所ですよ。
是非、時間間に合えば観て頂きたいです。
今でも思い出すだけで泣けてくる〜

Tuesday 19 June 2012

wishing on...


6月16日の増上寺。
梅雨入りも好調のようで、この日は降ったり止んだりと、絶えず小雨が続く野外のイベントにはあいにくの空模様。とはいえ、(梅雨生まれ、そしてこの日生まれ!)の自分にとっては大したことはないというか、どちらかというと濡れるぐらいがちょうどいい♪みたいな感じなので、個人的にはGOODな天気なのでした!

毎年同じようにくる梅雨時期の誕生日ですが、毎年雨が降っていたのだろうか?と思い返してみると、そんなこともないようで。ただ忘れているだけかもしれないですが、意外にも雨男ではないかもしれない!(笑) まぁ、そんなことはさておき、またひとつ着実に増えた歳、「大きくなったね!」と言われるように(見た目じゃなくて中身がね!)、日々日々頑張ってゆきたいと思いますので、変わらずみなさまよろしくお願いいたします。あらためて。

さて、話戻り「100万人のキャンドルナイト@増上寺」。
思わず何かを強く願いたくなるキャンドルの火と、湿った空気に響く音楽と、神秘的なお寺の本堂、そして東京タワー。
ライトダウンに向けたカウントダウンとともに霞がより濃くなっていくのが、夢見心地のようで良かった。
久々の「セロリ」も、山崎まさよしさんの生声。

どれもこれも早めの消灯、自然な暗闇で魅力も一層。
帰ってからももちろんキャンドルナイトでしたが、いつのまにか寝てしまい、朝起きてみると器が真っ二つに・・・。



綺麗でも、火は火。十二分に気をつけてくださいね!!!




Saturday 16 June 2012

士気凛然、勇気百倍。

2012年は天文の年。
既に様々な天体ショーを通してお気づきの方もいるかと思いますが、それにも増して、よくぞ予測できるものだ!なんて自分の中では、宇宙の動き以上に、地上から思いを馳せて、その未知なる動きを予測なり計算なりしてきた人を凄いな~なんて思ったりもしていました。

そんな中で先日ふと読みだした「天地明察」。
9月には岡田准一さん主演で映画公開がされる予定の作品で、舞台は江戸、江戸時代に生きた天文学者のハナシ・・・そう、時代小説ですが実在した人物なんですね。

代々続く名家の囲碁棋士でありながら、算術に長けていて、次第に国家事業に関わるようになる。そして、日本独自の暦を作るべく長きに渡って奮闘していく。一見エリートに見えるけれど、使命と自分の思いの間で揺れ続ける。
まだまだ"家柄"や"地位"、"階級"といったものに縛られている時代の中で、自分を生かすという難しさは現代の比じゃないなと。素直に情熱を傾けることに関して周囲の目を気にしなくてはいけなかったり、持って生まれた才能を発揮する場に辿りつけなかったりなど、自分ではどうすることもできない外的要因がものすごく多かったのは間違いないんですよね。

そうそう、主人公の渋川春海が登場するのが、彼が23歳のとき。まさに同い年!だからというわけではないけれど。似たような悩み、葛藤に妙に共感出来るというか、生きた時代は違えど、考えること思うことに時代っていう大きな違いはなかったのかもしれない。
特に彼が若いときの心情が事細かに描かれているので、その部分を深く感じながら読んで頂けたらと思います!

20年以上を要して完成することになる"暦"も、いくつもの失敗や挫折を乗り越えて完成することになるんですが、ある意味諦められない状況だったり、自分ではない周囲の期待に応えたい願望だったり、どんな時も絶えず支え続けてくれる存在も含めて、ひとって素晴らしいなって感じました。人が創りだすものへの熱意と愛情も。

天に触れるということ。
まさに自らの手で天の動きを感じることができる、予測できるようになったのだから自分が考えていることなんか全く不可能じゃないんだろうと思う。
今まで星や空を観ることは幾度となくあったけれど、それがどういう風に動いて、いつどうなるのか、綺麗だな〜とは思っても考えたことがなかったかもしれない。というか、考えても自分じゃ全くわからないのが、本当のところだけど笑。
ただ、当たり前と思っていることや定石に対して疑問を抱き、解いて行く。新しい道をつくる。貫く。それが先に繋がる。きっとこの循環はどんな時代になっても人が人である為に必要なのかなと。

何か少しネガティブな思いになってしまうことがあったら、夜空を見上げて天に触れつつ、先人達の思いにも触れてみたいと思います。

士気凛然。うん、背筋がピンってなる感じ好きです◎

Monday 11 June 2012

Jasmine Kara's night

東京もとうとう梅雨入り。鬱々としたGreySkyはリズミカルに吹き飛ばしたいところ。

そんな土曜日の夜は久々のブルーノートにJasmine KaraのLive!!!
以前ラジオで流れていた楽曲に心奪われてしまって、それが2曲ほどあったのですが後々調べてみるとどちらともJasmine Karaというソウルシンガーだと判明!しかもブルーノートに来日ライブ。行くしかないでしょ!ということで迷わず行ってきました。

60'sのサウンドをモダンな感覚とテイストでリバイブさせるJasmineは、キュートでファンキーでパワフルなもうすぐ24歳の女の子。自分と同い年。同じ6月生まれ。(あんまり関係ないけどね。笑)
スウェーデンとイランのミックスという彼女のバックグランドがまた魅力的で、ちょっと神秘的な雰囲気のところがまたいいんですよね。小刻みにビートに乗って踊る彼女の姿が凄く楽しそうで、一緒に踊ったら絶対楽しいはず。
ライブ後に、バンドにメンバーに色々聞いてみると、今秋にもまた新たにアルバムもリリースするということで楽しみなところ。(ライブの中で次のアルバムに入れる新曲を一曲披露してくれたのだけど、ダンサブルな感じで凄い良かった!)

誰よりも早くもらったサインは名前を口頭で伝えた為か、ちゃんと伝わらず"To Deatr tiki"って書いてあったけど、まあそれもご愛嬌ってことでね、記念にはなりました笑。

湿った6月は爽快な音楽でスカッといきたいと思います!
Singin' in the rain♪

Tuesday 5 June 2012

TAICO CLUB '12


週末は長野の木曽に行き、TAICO CLUB FESTIVALという音楽フェスに参加してきました。
参加というよりも、運営の方に携わっていたので1日中遊んでいた!っていうわけでもないですが、澄んだ空気と濃い緑の中で気持ちは常にお祭り気分!

 夜通しやっている野外フェスということで、ずっと踊り続けている人もいれば、テント近くで流れている音楽をBGMにバーベキューをしながらゆったりしている人たちなど、人それぞれな過ごし方。
きっと毎年来ているとこーいう感じの過ごし方が一番なんだろうな~なんて思いながら、仮眠休憩用の休み時間も結構多かったので、もちろん休まず!合間合間で来ていた友人たちと合流しては踊り明かしていました。(働け!と思うかもしれませんが、事前に休みのときは観ていていいよ!とは言われていたので◎)

こういう場所にくると、すでに知っているアーティスト、初めて見るアーティスト、様々に入り混じっているので、音楽の好みがどうということではなくて、とにかく音に乗ってライブと無理やりにでも一体になることが、たぶん楽しいのだと思う。

そんな中で、スチャダラパーとDadaDは目の前で聴けて良かった!
スチャダラパーのBOSEくんなんて、言ってしまえばTVの中のポンキッキーズで観て以来。どんだけ前なの?って感じもありますが、ステージ裏で見ても、目の前で見ても(パフォーマンス中はずっとステージ真下から見上げるように見ていたので!)変わらぬスカッと抜けた気持ち良いトークとMCはイメージのまま健在。
生"パーパッラ♪パッパッパラ♪パーッパッパ♪パッパッパラ♪"はヤバかったな〜。みんなと一緒にコール&レスポンスしたかった!!

お馴染みのフレーズと、懐かしいフレーズと、耳に嬉しい記憶のサウンドは多くの人と繋がり楽しむにはもってこいだと納得のステージ。

テントでキャンプを楽しむのも、野外で音楽とじゃれあうのも、これからの季節、夏に向かっていく楽しみのひとつ。
思う存分、まだまだ羽ばたきます!












会場であたらな音楽好きと出会うのも楽しみのひとつ。
野外なので、雨には万全の準備を忘れずに!(2日目は最後の最後で土砂降りでした~。片づけ大変だった・・・)