Wednesday 13 November 2013

nov.12



先日はIllustrationクラスの担任でもある、Julietのエキシビションへ。
数日前から展示準備を手伝っていたのですが、それがまたオドロキの場所。

言われた場所にいってみると、あるのは駐車場。
近くにいた人に"The Bunk"というのはどこかと訪ねたら
そこだよ、と指差し教えてくれたのは、水の滴る真っ暗な地下へと続く金属の扉。
まさかね…と思い入っていくと、天井から滴る雨水に床一面の水たまり。
まるで廃墟!のような佇まいにポカンとしながらも、
傍にいたキュレーターのMaxineと『きっとinterestingだと思う!』と話してました。
もちろん準備中にやったことと言えば、ひたすら水掃き…。

当日は一瞬頭をかすめた不安も杞憂も終わり、素晴らしいオープニングでした!
展示のイラストがひとつのストーリーになっていて(ミステリアスでサスペンス!)
話の中のワンシーンでもあるダンスホールが再現されていました。
仮面をつけながら踊るのって視界が狭くって怖いのよー、
なんて言っている人もいたけれど、ちょっと一緒に踊ってみたかったな。
物語のキャラクターを演じているひとたちや、Julietの生歌。
飾ってある絵の雰囲気そのままに飛び出してきたかのような、本当に見事な演出。
写真でもわかるこの不気味さが、なんだかこのギャラリーの表情とぴったりで
こういう世界が本当に存在しているんじゃないか…と思ったぐらいでした。
なんだかまるでRocky Horror Picture Showのサイケデリックな世界観!!

数日間続いた展示も無事終了し、Julietもかなりお疲れのご様子。
クロージングパーティーには行けなかったけれど、
自分が関われたこともあり(水掃きぐらいですが!?)、
全てが良い方向に進んだことがとても嬉しくて、本当にInterestingだった!
一時はどうしよう…みたいな雰囲気も漂ってはいましたが
ネガティブな向かい風さえも追い風に変えてしまうくらいの図太さは大事。

『Is this TOILET?』と、入って来て聞いてくる人も結構いましたが…笑
こういう場所を普通に貸し出すところが、Londonは素敵です。


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