Wednesday 22 July 2015

海の日の、前の日。



海に行きたいと、思う。
夏だもの。
蒼い空と青い海が恋しくなるというものよ。
思っているんだけれど、昨年沖縄・伊良部島に行って以来
「行くなら、あの海!」
と、なってしまっているのだから大変。

なので、結局我らの庭
ブラジルフェスで盛り上がるyoyogi park
でフリスビー!




暑い気候もなんのその
木漏れ日溢れる、木々の下は
慣れてしまえば、だいぶ快適で
もちろん汗はかくけれど
全力で、楽しく、本気です。

昨年は思ったように投げれな過ぎて
友人とともにジタバタしていたのだけれど
今年は「おっ」という感触あり
なんだかいい風向き。

まだまだ向上心。

そろそろ、ハマ投げ。
波打ち際でのフリスビー
本当に最高。

早く、海、待ってろよ。



Monday 20 July 2015

映画「ひつじのショーン〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜」



少し前のJ-WAVE ZAPPAの中でON AIRさせていただいた
映画「ひつじのショーン〜バック・トゥ・ザ・ホーム」の監督のひとりである、リチャード・スターザックさん。
直接会いに行き、インタビューさせていただきましたが、リチャードさんご本人がアニメーションにも登場してきそうな雰囲気でした!見た目通りの優しい方。
昔から見ていて、好きだったというクレイアニメーション。
本当に労力がかかる作業なのですが、この映画の背景から何まで全て手作りクレイからできているという徹底ぶり。「クレイアニメーションはまるで実写映画みたいなんだよ」とおっしゃっていましたが、縮小版な街をスタジオにつくってしまうほどの、たしかに!と納得させられてしまう完成度なのです。
今回は映画でも使われていたのかな?(聞くのを忘れてしまった!)というパペットを持ってきてくれていました。ちゃんと手も足も動かせるんですよ。すごいすごい。

公開前、ここぞとばかりに試写を2回見に行ったのですが、30秒ごとに1回くらい笑わせてくれるストーリーはもう最高。まるでチャップリンの映画だったので、誰がジョークやユーモアを考えているの?と聞いてみたら、なんとリチャードさんともう一人の監督であるマーク・バートンさんがアイデアを出して、実際に二人でやりとりを交わしてみながら決めていくんだそう。
メーキングとかにそんなシーンも入れてくれた面白いだろーに!

いやいや、とても貴重な時間でした。
いつかイギリスのアードマン・アニメーションズのスタジオに遊びに行けますように。
(遊びに来なよ!って行ってくれてたので、ぜひ行きます!)

見事ひつじ年に公開となった
映画「ひつじのショーン〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜」
まだまだ映画館で上映してますよっ。
笑い堪えず、ひつじが繰り出すドタバタ劇楽しんできくださーい!


Friday 10 July 2015

その弍、21世紀美術館。

あれからほぼ1ヶ月。
早めに振り返っておかないと、
梅雨前線とともに過ぎ去ってしまいそうなので
やっと、つづき。


---------------------------


念願の21世紀美術館。
ずっと行ってみたい場所だったのに、なかなか足が向かうことがなく
なんだか自分の中で形のない伝説的な存在にもなりつつありました。

以前、学生時代にお世話になった先生が、
「大人になったら、ふらっと週末にでもデートで旅行するのよ」
なんてなんとも格好いいことを言っていたのです。
そして、いろいろな美術館を巡ること。
そんな姿が僕自身の指標になっていて
やっと大人な一歩を踏めました。でもたぶん一人旅だから半歩だろうか?


そんなことを考えながら、どーんと21世紀美術館へ。











芝生に囲まれたガラス張りの開放的な館。
子供達が駆け回っていて、都会にあるような美術館とは
纏っている空気が、全くの別物で
ごくごく当たり前な雨や風や光といった自然とともに
存在しているような雰囲気。







有名なレアンドロ・エルリッヒの"スイミングプール"も。
ガラス張りの廊下も。

この日は終日曇り空で
もし雨だとしたら、それはそれで見え方も捉え方も
変わっていくんだろうな〜と、自然の動きに寄りかかっている身の任せ方。




ジェームズ・タレルのこれは完全なるグレイ一色。
タイトルが"ブルー・プラネット・スカイ"なのに…
なんともすごく残念!!!
雲がダイナミックに動いていくときは、
きっと面白いくらい見上げつづけてしまうんだろうな。
それでも空を切り取るだけで、感じ方が変わってくるなんて
ジェームズ・タレルの発想たるや。
部屋の天井も、ガラス製でクリアにできたらと思ってしまう!

ゆったり全体見ていきながら
丸く囲まれた館内を歩いていても
どの方角からも木々の緑や、やわらかな光が入り込んでくる。
そういえば、照明の光をほとんど感じていないかも…と
そのときに気付いたのですが
本来、あえて光を当てずとも
そのときの環境やあるべき姿で、作品もいていいのかもしれない。

何気にライブラリーのこじんまりと落ち着いた
でも置いてある蔵書は刺激的なものばかりで
ここにいるだけでも1日過ごせちゃうぞ、という
場所もございました。

こんな美術館があったら、
散歩ついでに毎日でも通ってしまうのに…とね。

いる心地の良い、美術館でした。
また次は雨が降っているといいなぁ。